2008年03月04日
“考える言葉シリーズ”より 公私一体
公私一体
“公私一体”という言葉をご存知だろうか。
役人の天下りや接待ゴルフなどのニュースを聞くと、“公私混同”の甚だしさに呆れ果てて、言葉も出ないが、それとは全く別の話だ。
そう、全然違うのだ。
公私混同と“公私一体”とでは、まるで違うという。公私という言葉に対する概念がまるで違うのである。
つまり、公私混同という表現は、「公」と「私」を区分できることを前提にして、その混同を問題とするのであるが、“公私一体”とは、もともと「公」と「私」は区分できないものであるから「一体」であって当然と考える。
これは価値観の違いである。分離思考的な価値観に毒された現代人は、「公」と「私」は分離して当然と考えるであろう。「会社の仕事は、会社のものであって、私のものではない」と考える。
“公私一体”とは、「会社の仕事は、私のものである」という考えである。あらゆる組織の中で、リーダーシップを発揮している人は、例外なく、そのように考えている。だからこそ、何事にも能動的で、主体的になり得るのである。
このような考え方ができる価値観を持つと、次のような効果が生まれるという。
先ず一つに、「仕事が楽しくなる」。そして、楽しく仕事ができるので、「成長が早くなる」。そうすると、不思議なことに、「周囲にそういうものの考え方をする仲間がたくさん増えてくる」のだ。
分離思考の価値観の人は、仕事が溜まってくると、他人と比較して「なんで、自分だけが・・・・・」と愚痴っぽくなって、前向きに物事を考えきれなくなる。それは、全部が自分に関わっている問題だと、どうしても思えなくなるからだ。
「公」とは全体であり、「私」とは部分であるが、「公」と「私」の関係を捉えるときに、二つの捉え方がある。
一つは分離思考である。分離の思考で捉えると、「公」と「私」は対立の関係になってしまう。どちらかを犠牲にしないと、按配がどうも良くないのだ。「仕事を取るのか家庭を取るのか?」の類である。
もう一つは統合思考である。この統合の思考で捉えると、「公」と「私」は共存の関係になる。双方向性であり、利害は決して対立することはない。故に、“一体”であり、混同という概念は存在しないのだ。
“公私一体”の価値観を持てば、仕事は自ずと楽しくなると考える。
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まさに、実体験 優先順位やどちらが大事か?ではない
どちらも大事 選んで実行あるのみ どちらもやる統合思考
経営においても様々な取組みが渾然一体となるときがある。
妙味である。
だから面白い 成果も出る やる気も湧く 良い循環



