2008年04月22日
“考える言葉シリーズより 変革力 ”
変革力
前回、題材として使わせてもらった齋藤孝教授の「段取り力」、実は、氏のベストセラー“力”シリーズの中の一冊だったようで、「質問力」と「コメント力」を合わせて、“社会を生き抜く力”三部作というところだろうか。
コメント力―「できる人」はここがちがう (ちくま文庫 さ 28-3)
そこで、氏の“力”シリーズになぞらうつもりはないが、社会を生き抜くために、どんな“力”を必要とするか考えてみた。真っ先に思い浮かんだのが“変革力”である。
4年ぐらい前から、“経営品質”をテーマに新しいビジネスモデルの実践研究会に参加しているが、参加メンバーにもっとも求められているのが“変革力”であると考えるからだ。
“変革力”とは、自己を革新し続ける力のことである。これには、相当の覚悟が必要だ。この覚悟がなかなか定まらないのが人間で、ゆえに“変革力”が身につかないのだ。
“学後の実践”とは、「学ぶことによって、学ぶ前には気付くことができなかった自らの使命、つまり価値ある目的に出逢い、それを知った以上はやるしかない」という内発的な動機(セルフモチベーション)の発露であると考える。学ぶということは、そういうことなのである。それゆえに、知行合一なのである。
“変革力”のある人には、共通した行動のモデルがある。それは、明確な目的意識を持っていることである。その目的が揺るぎない信念と行動を引き起こし、現実を確実に変革し、目的の実現へと向かう。
「目的〜信念〜行動」の循環モデルは、目的そのものに現実を変革し、目的を具現化するエネルギーがあることを示唆している。つまり、らせん状の階段を一歩一歩登るように、次元を変えながら、目的の実現に向かうのである。言葉を変えていうと、目的には自己を組織化する力があるのだと思う。
“変革力”について考えるとき、他に考慮すべきことがある。それは、目的の共感性である。それがないと、周囲の抵抗を引き起こし、頓挫する。下手すると、組織をばらばらに解体せざるをえなくなる事態が生じる。それは、関係性の中で生きている私たちにとって由々しき事態である。
「私の描く目的は、組織の全員から共感される内容であるか?どうすれば、共感が得られるのか?何が足りないのか?」を真剣に考えるべきである。そうでないと、組織としての創発的な“変革力”が生まれない。
やはり、高い思想性がないと、真の“変革力”を培うことは難しいと思う。
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年初からずっと考えていることがある。
変革を行なうメンバー選定もその一つだ。
課題は多い





